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トイレ・お風呂

01.トイレ

小判型便器です。あまり見かけない形だとは思いますが、頚髄を損傷してしまうと体幹のバランスが悪くなり、一般的な様式の便器に座っていられない、便器に乗り移れないといった問題が発生します。そこで、頚損の方が(自分も含め)使用しているのがこの小判型便器です(頚損すべての方ではありません。様式便器をなんなく使用している頚損の方もおられます)。


まず便器への乗り移りですが、足を広げて便器を挟み、少しずつ前方におしりをずらしていきます。ピロキチの場合はかなり前まで進みます。手すりなどがあるので、体が倒れそうになっても大丈夫です。次にズボンを脱ぐんですが、これがけっこう大変です。おしりを持ち上げることが出来ませんので、左右交互に脱がしていきます。左の手すりに寄りかかると右のおしりが少し浮くので、その時にズボンを脱ぎます。逆に右の手すりに寄りかかると左のおしりが浮くので、その時にズボンを脱ぎます。一気に脱ぐのは無理なのでこの動作を何回か繰り返します。


やっと脱げたと思いきや、ここからがひじょ~に長いんです。二時間近くは座りっぱなしです。なかなか便が出ないのでレシカルをたくさん使います。下剤を飲めばもっと簡単に出るんですが、うまくいかないと失禁するので飲みません。三日に一度のペースで排便していますが、夏と冬、水分の摂取量などによってペースを変えます。この調整が難しく未だに慣れません。外での失禁を避けるため、外出する日は水分も食べ物も減らします。そういうことを気にしないで思いっきりうまい物を食べてみたいです。(^_^;)

ギャラリー

小判型便器

便器に座って自助具をはめる

02.お風呂

お風呂です。ユニットバスの上に台を伸ばして、車椅子からトランス(移乗)し、シャワーを浴びるといった感じです。この方法だと湯船に入ることは出来ません。湯船に入れたほうが、「風呂に入ってるぜ~!」って気分になれるんですけど、リフトがないと不可能なのでピロキチはシャワーだけです。


ピンクの部分はかなり硬く、このままの状態で座っていたのでは褥瘡になってしまうので、風呂用マットを敷いて、その上に座るようにしています。台は普段折りたたんでありますが、伸ばすときは重いので結構大変です。失敗すると指が切れたりします。


体は、タオルを手に巻いて洗うんですが、力がないのでゴシゴシと洗うことは出来ません。体を洗うタオルなどはいろいろ試してみましたが、手袋みたいに手にはめるやつが一番良く洗えます。


冬場はかなり寒く、お風呂に入る前は暖房で暖めてからでないととても入れません。楽しいはずのお風呂も、寒さで気分が乗らない事が多いです。お風呂は着替えも含めると約1時間ほどです。時間はトイレより短いですが、こっちの方が疲れます・・・(^_^;)

ギャラリー

台を折りたたんだ状態

台を伸ばした状態

風呂用マットを敷いた状態

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